海外との関わりを持ち始めたらWebサイトで用意してほしいこと
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最近インバウンドビジネスも回復してきて、コロナもなんとなく共存の方向へ進みだしている中で、世界を相手に商売をしていく流れが回復してきましたね。越境ECサイトという言葉も出てきて久しいですしこれからも日本国内だけじゃなく、海外に向けて情報やモノを発信する流れが加速していきそう!

でも、世界を相手に商売を開始する前にやってほしいことがあるのでぜひ読んでくださいね。

絶対入れてほしい!GDPRについて

まずは、2018年5月にEUで施行されたGDPR(EU一般データ保護規則)です。EUに関連する仕事をしている方は国内外関わらずGDPRに関する対策をする必要があります。
GDPRという名前がややこしいですが、ウェブサイトを開いたときに、下のほうに帯のようなものが出てきて「クッキー設定を受け入れる、受け入れない」などの選択ができるような画面を見たことがある人は多いのではないでしょうか。かくいう、このTocotonのサイトも、最初に出てきております!
これがGDPRに違反しないように設定した内容になっています。

GDPRは、誰に、何をするときに決められているのか

GDPR違反かどうかの対象

GDPRはEU域内に拠点を持つ企業・EU向けにサービスを行う企業が対象

GDPRの目的

GDPRは個人情報とプライバシー保護の強化を目的としています。GDPRの個人データとは、直接的または間接的に識別できる個人に関連する情報だそうです。

「EUと仕事なんかしていない」という言葉をよくよくよーーーく聞くんですが、GDPRは、直接お仕事をしていなくても、EUに住んでる人の個人情報をもらうなら設定しておいたほうが絶対にいい対策です。

具体的にいうと、
・Webサイトで商品を売っている。世界中から買える ⇒ 絶対設定しください。
・Webサイトで求人を募っている。日本国内からしか見られないようにそのページをブロックしている ⇒ GDPRは設定しなくてもOKです。
・Webサイトで求人を募っている。英語でも書いている。英語の先生を採用したい。特にブロックなどはしていない。 ⇒ GDPR、設定しておいたほうが良いです。

ウェブサイトは、あなたが国内でしか情報を配信していないと思っても、世界中からアクセスできるツールです。まして、英語での対応も済んでいる場合はより多くの方が直接個人情報を入れて、お問い合わせしてくるかもしれない可能性があります。

「うちのサイトは絶対ない!」と思うのは、日本国内からしか見られないように設定している方のみが言えるセリフです。なので、それ以外はGDPR対策をしておいたほうがいいなと思っています。
何がどうなるかなんて、誰にも言えないですからね。

GDPRの怖いところは、「世界でも類を見ないぐらいの違反金の高さ!」です。
世界のEU連合を相手に法的に闘うのは得策とは思えません。そして勝てるともあんまり思えません(-_-;)
それなら対策、しといたほうがええんちゃう?

ついでにCCPAについても知っておこう

CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法:California Consumer Privacy Act)は、カリフォルニア州民の個人データを守るための法律です。2020年1月に施行。

これもGDPRと似ていて(アルファベット4文字やし)ややこいのですが、こっちはアメリカのカリフォルニア州限定のお話。内容はGDPRと似たようなもんです。アメリカのカリフォルニア州に住んでいる人(住民票がある人)の個人情報をとるなら、絶対設定しないといけないものになります。

CCPA違反かどうかの対象

CCPAは、カリフォルニア州の居住者の個人情報を取り扱う場合に対象となります。

CCPAの目的

CCPAはカリフォルニア州の居住者が、自身の個人情報を保護・管理することを目的としています。CCPAの個人情報は、特定の消費者または世帯(家族)を特定・関連付けることができる情報、直接的または間接的に合理的に関連付けできる情報をいいます。消費者個人だけでなく、家族の情報も含まれます。

こちらも、GDPRと同じであなたのウェブサイトが海外(カリフォルニアの人)が見る可能性があり、さらにその方の個人情報などをもらう可能性があるのであればぜひ設定してほしいです。
ちなみに個人情報は、お問い合わせフォームとかに情報を入れ込むものだけではなく、Cookie情報といってウェブサイトを見たときに、IPアドレスや国、時間など、どこからどれだけの時間アクセスがあったかを集める仕組みがあります。その情報も含まれているのでご注意くださいね。

罰金になる前に、ぜひいろいろと設定をしてほしいです。
もしわからない、いるかどうか不明だと思う場合は、やっておくほうをオススメします!

その他いろんなこと、相談したいなと思ったら

ウェブサイト以外でも、Webツールを使っていろいろと販路を広げていくのはどの業界にとっても、今や無くてはならないツールになりましたよね。
SNSやメール、他のサイトに登録して売ってもらうのも立派なWeb活用。
どんな方法があるかわからないことがあればぜひご連絡ください。

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Ryo Kakumoto@Tocoton
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